職場いじめで退職したら負け?50代の私が出した答え

「辞めたら負け。」

私は、本気でそう思っていました。

職場いじめがつらくても、辞めるつもりはありませんでした。

9年間働いた会社。
班長として責任を持ち、一生懸命頑張ってきた仕事です。

だから辞めるという選択は、「逃げること」「負けること」だと思っていました。

でも今、あの頃の自分を振り返ると、伝えたいことがあります。

辞めることは、負けではありませんでした。


目次

一番悔しかったのは、自分が辞めることになったこと

退職を決めたとき、一番悔しかったのは、いじめた人が会社に残り、私が辞めることになったことでした。

「どうして私なんだろう。」

そんな思いが何度も頭をよぎりました。

9年間、一生懸命働いてきました。

人が嫌がる仕事も率先してやりました。

班長になってからは、責任も増えました。

失敗しないように、人に迷惑をかけないように、自分なりに必死でした。

それなのに最後は、職場いじめが原因で退職することになりました。

私は、自分に負けたような気持ちでした。

今まで積み重ねてきた9年間が終わってしまった。

その悔しさは、今でも忘れることはありません。


「辞めたら終わり」ではなかった

退職した直後は、不安しかありませんでした。

50代で再就職できるのだろうか。

また同じような職場だったらどうしよう。

そんなことばかり考えていました。

でも、勇気を出して新しい職場へ行きました。

そこで待っていたのは、想像していた世界とは違いました。


普通に話しかけてくれる人たちがいた

初日から、みんなが普通に話しかけてくれました。

分からないことは優しく教えてくれました。

休憩時間には前の会社の愚痴を話してくれる人もいました。

「ここでは普通に話していいんだ。」

そんな当たり前のことに、私は驚きました。

前の職場では、人の顔色ばかり見ていました。

怒られないように。

機嫌を損ねないように。

いつも緊張していました。

だから普通に会話ができることが、こんなにも安心できることなんだと初めて知りました。


初めて気づいたこと

新しい職場で働き始めて、少しずつ思うようになりました。

「あの会社が普通じゃなかったんだ。」

あの頃の私は、どの職場もこんなものだと思っていました。

でも再就職して初めて、「普通の職場」があることを知りました。

詳しくはこちらの記事で書いています。
▶︎辞めて初めて普通の職場を知った|監視されるのが当たり前だと思っていた

前の会社にいた頃は、それが当たり前だと思っていました。

監視されること。

人の機嫌を気にすること。

職場で孤立すること。

それが普通だと思い込んでいました。

でも違いました。

外に出て初めて、自分がいた環境を客観的に見ることができたのです。


今なら当時の自分に伝えたい

もし、職場いじめで苦しみながら悩んでいた頃の私に会えるなら、一言だけ伝えます。

「辞めても何とかなるよ。」

あの頃は、その言葉を信じることはできなかったと思います。

でも、本当に何とかなりました。

新しい仕事にも慣れました。

体調も少しずつ回復しました。

笑える日も増えました。

あの頃には想像もできなかった毎日を送っています。


今は勝ち負けなんてどうでもいい

退職した直後は、

「負けた。」

そう思っていました。

でも今は違います。

勝ったとか、負けたとか。

そんなことは、どうでもよくなりました。

毎日安心して働けること。

普通に挨拶をして、普通に会話をして、笑って帰れること。

私にとって本当に大切だったのは、それでした。

勝ち負けよりも、自分らしく働ける場所があることの方が、ずっと価値があります。


まとめ

職場いじめで退職すると、

「逃げたのかな。」

「負けたのかな。」

そう思ってしまう人は少なくないと思います。

私もそうでした。

でも今なら言えます。

辞めたからこそ、新しい環境に出会えました。

辞めたからこそ、自分を取り戻すことができました。

辞めたからこそ、「普通に働ける幸せ」を知ることができました。

だから、今もし同じように悩んでいる人がいるなら伝えたいです。

辞めても何とかなります。

そして、何年か後には私のように、

「勝ち負けなんて、もうどうでもいい。」

そう笑って言える日が来るかもしれません。

私が退職後にどのように立ち直っていったのかは、こちらの記事でも詳しく書いています。
▶︎適応障害と診断されて10カ月|やっと体の力が抜けてきた

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