私はいじめられやすい人だったのか|職場いじめを経験した私が気づいたこと

「いじめられる人には特徴がある」

そんな言葉を目にするたびに、私は「やっぱり私が悪かったのかな」と思っていました。

私は天然なところがあります。

勘違いをしたり、読み間違えをしたり、ドジをして笑われることもありました。

昔から「優しいね」と言われることも多く、人が嫌がる仕事は自分から引き受けるタイプでした。

相手を優先して、自分のことは後回し。

そんな性格でした。

だから職場いじめを受けたときも、「私に原因があったんだ」と思い込んでいました。

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私は「もっと頑張れば変わる」と思っていた

職場では、怒鳴る工場長や、不機嫌な態度を見せる工場長がいました。

褒められた記憶は、ほとんどありません。

何かあれば叱られる。

冷たい態度を取られる。

そんな毎日を過ごしているうちに、私は少しずつ自信を失っていきました。

加害者から冷たくされても、

「私が何か悪いことをしたんだ。」

そう考えるようになっていました。

今振り返ると、あの頃の私はこう思っていました。

「あんな態度を取られたら、私が悪いことしたって思ってしまう。」

だから、もっと仕事を頑張ろうと思いました。

もっとしっかりしよう。

もっと迷惑をかけないようにしよう。

そうやって、自分ばかりを変えようとしていました。

更年期の症状も重なり、自分を責めていた

ちょうどその頃、更年期の影響で物忘れが増え、天然なところも以前より目立つようになっていました。

「仕事ができなくなった。」

「みんなに迷惑をかけている。」

そう思い込み、自分を責め続けていました。

家では普通にしているつもりでしたが、イライラしてしまうこともありました。

食欲はありましたが、夜はなかなか眠れず、夜中に何度も目が覚め、朝も早く目が覚める日が続きました。

心も体も限界に近づいていたのだと思います。

退職して初めて気づいたこと

退職してから、前の職場の人たちと話す機会がありました。

そこで初めて知ったことがありました。

私だけがそう思っていたわけではなかったこと。

私だけが苦しかったわけではなかったこと。

さらに再就職すると、同じ性格のままでも普通に働けました。

人が嫌がる仕事を率先してやっても、誰かに責められることはありません。

与えられた仕事をきちんとこなせば、それで十分でした。

そのとき、初めて思いました。

「私の性格だけが原因ではなかったんだ。」

今でも残っていること

今でも、人の顔色を見てしまいます。

人が嫌がる仕事を見ると、「私がやった方がいいかな」と思ってしまいます。

長く続いた職場いじめは、辞めたらすぐに忘れられるものではありません。

でも、以前のように「もっと頑張らないと認められない」とは思わなくなりました。

今は、与えられた仕事をきちんとこなすことを大切にしています。

自分を責めないで

この記事を読んでいるあなたも、

「私に原因があるのかな。」

そう思っているかもしれません。

もちろん、自分を振り返ることは大切です。

でも、それといじめられていい理由は別です。

私も長い間、その違いがわかりませんでした。

だから、今の私があの頃の自分に一言だけ伝えられるなら、こう言います。

「自分を責めないで。」

もし今、職場で苦しんでいるなら、一人で抱え込まないでください。

信頼できる人に話してください。

我慢し続けることが、解決につながるとは限りません。

私がもっと早く気づいていたらと思うことを、この記事を読んでくれたあなたには知っていてほしいと思います。

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