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「もう頑張らない」と決めた日。それでも私は働いている

※この記事は
**「第2部|壊れない働き方を探した記録」**の一話です。

再就職してからも、
すぐに元気になれたわけではありません。

怖さが残ったまま働くこと。
距離を取りながら続けること。
無理をしない選択。

第2部では、
壊れないための働き方を探した時間を書いています。

同じように迷っている人に、
静かな安心が届けばと思っています。

ある日、ふと思いました。

もう、頑張りたくない。

それは、
疲れ切って投げ出したい、という気持ちではありませんでした。
逃げたい、という感情とも少し違いました。

このまま、
同じ生き方を続けたら、
また壊れる。

そう、はっきり分かったからです。


目次

頑張ることが正解だと思っていた

ずっと、そう信じてきました。

頑張る人が偉い。
耐える人が強い。
辞めない人が正しい。

だから私は、
苦しくても続けました。
泣きながらでも働きました。

「まだできる」
「自分より大変な人はたくさんいる」

そう言い聞かせて、
自分の限界を無視し続けました。

結果、
心と体は壊れました。


壊れて初めて気づいたこと

人は、無限ではありません。

気合では回復しない。
我慢では強くならない。

むしろ逆でした。

無理を続けるほど、
心は静かに削れていく。

壊れる瞬間は、
ドラマみたいに突然やってくるわけじゃありません。

少しずつ、
気づかないところで進んでいました。

ある日、
もう元に戻れないところまで来て、
初めて「壊れた」と分かる。

私は、そのタイプでした。


「頑張らない」は諦めじゃなかった

再就職してからも、
最初は同じことを繰り返しそうになりました。

いい人でいよう。
迷惑をかけないようにしよう。
期待に応えよう。

気づけば、
また自分を後回しにしている。

「あれ、これ前にもやったな」

そう思った瞬間、
私は立ち止まりました。

そして、
初めて心の中でこう言いました。

もう、頑張らない。

これは、
投げ出しでも諦めでもありませんでした。

生き方を変える宣言でした。


頑張らない働き方

「頑張らない」と言っても、
働かないわけではありません。

手を抜くわけでもありません。

ただ、
自分を壊さない範囲で働く。

これを、
一番大事な基準にしました。

評価より体調。
責任より継続。
完璧より生存。

以前なら、
絶対に選ばなかった基準です。

でも今は、
これが一番現実的だと思えています。


正社員に戻りたくない理由

昔の私は、
正社員=成功
派遣=妥協

そう思っていました。

今は違います。

正社員に戻れないのではなく、
戻らないと決めた。

理由は、とてもシンプルでした。

私は、
もう壊れたくない。

それだけです。


自分のために生きる

これまでの人生は、
いつも誰かのためでした。

仕事のため。
家族のため。
周囲の期待のため。

自分の気持ちは、
いつも後回しでした。

今は違います。

私はどうしたいか。
無理していないか。
ちゃんと呼吸できているか。

この問いを、
先に置くようになりました。

それだけで、
体が少しずつ楽になってきました。

体調も、
少しずつ戻ってきました。

笑う回数が、
増えました。


それでも働いている

私は、
働くことをやめたわけではありません。

今も、
ちゃんと働いています。

責任もあります。
任された仕事もあります。

ただ一つ違うのは、
自分を犠牲にしなくなったこと。

これが、
一番大きな違いでした。


今の私の答え

「もう頑張らない」と決めた日から、
人生は止まっていません。

むしろ、
初めて自分の足で歩いている感覚があります。

速くはありません。
派手でもありません。

それでも、
確実に前に進んでいます。

これでいい。

今の私は、
心からそう思えています。


次の話へ
派遣という距離が、
私の心を守ってくれた話を書きます。

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