再就職手当とは、
失業保険をもらい始めてから、早く再就職した人に支給されるお金です。
「早く働きたい」と思っても、
- 失業保険が止まるのが不安
- 生活が成り立つか心配
と感じて、動けなくなる人も多いと思います。
再就職手当は、
**“早く働く人が損をしないための制度”**です。
この記事では、
- 再就職手当とは何か
- もらえる条件
- いつ振り込まれるのか
- 実際にやって戸惑った点
を、体験も交えて整理します。
※この記事は、
50代で再就職するときに知っておきたい制度シリーズ
のひとつです。
再就職前後に関係する制度を、
体験とあわせて分かりやすく整理しています。
▶ 制度をまとめて確認したい方はこちら
・働けなくなったとき・辞めたときに使える制度まとめ
再就職手当とは?
再就職手当とは、
失業保険の受給資格がある人が、
早めに再就職した場合に、
まとめて支給されるお金
です。
失業保険は、
本来は「働いていない期間」を支えるものですが、
再就職手当は、
「早く働いた人を応援するための制度」
という位置づけになります。
もらえる条件は?
主な条件は次のとおりです。
- 雇用保険の受給資格がある
- 7日間の待機期間が終わっている
- 給付日数が一定以上残っている
- 1年以上の雇用が見込まれる就職である
- ハローワークにきちんと報告している
ポイントは、
「早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ」
というタイミングの難しさです。
どれくらいもらえるの?
金額は、
- 失業保険の日額
- 残っている給付日数
によって決まります。
簡単に言うと、
- 早く就職した人ほど
- まとめてもらえる額が多くなる
仕組みです。
正確な金額は、
ハローワークで個別に計算してもらう必要があります。
いつ振り込まれるの?
流れはおおよそ次のとおりです。
- 再就職が決まる
- ハローワークに報告
- 必要書類を提出
- 審査
- 振込
目安としては、
- 書類提出から
- 約1か月前後
と言われることが多いです。
ただし、
書類に不備があれば遅れます。
【体験】実際にやって戸惑ったこと
私が戸惑ったのは、
- 提出書類が多い
- どのタイミングで出すのか分かりにくい
- 日付の書き方ひとつでやり直しになる
という点でした。
特に、
「就職が決まった日」と
「実際に働き始めた日」
の扱いが違うことを知らず、
書類を書き直すことになりました。
制度は“知っている人向け”に作られている
と感じた瞬間でした。
再就職手当をもらうために大事なこと
1. 勝手に動かない
- 就職が決まったら
- まずハローワークに報告
自己判断で進めると、
「対象外」になることもあります。
2. 書類は慎重に
- 日付
- 会社名
- 契約内容
どれか一つでもズレると、
差し戻しになります。
「だいたい合ってる」は通りません。
3. 派遣・パートでも対象になることがある
正社員だけでなく、
- 派遣
- 契約社員
- パート
でも、
条件を満たせば対象になる場合があります。
「正社員じゃないから無理」と
決めつけないことが大切です。
よくある勘違い
- 再就職したら自動でもらえる → ❌
- 申請しなくても振り込まれる → ❌
- すぐ働けば必ずもらえる → ❌
再就職手当は、
「条件を満たし、正しく申請した人だけ」
がもらえる制度です。
まとめ:早く働きたい人の味方の制度
再就職手当は、
- 早く働く人を応援する制度
- でも、自分で動かないともらえない制度
です。
「生活のために早く働きたい」
そう思う人ほど、
早めに流れを確認しておくことが大切です。
知らずに動くと、
もらえたはずのお金を逃すことになります。
▶ 次に読む
・特定理由離職者とは?病気・家庭の事情で辞めた人が“自己都合より有利”になる制度【体験あり】
・就業促進定着手当とは?再就職後に“続けた人”がもらえるお金【体験はこれから】
退職理由と再就職後の制度は、
セットで知っておくと安心です。
この制度を調べるようになったのは、
私自身が50代で働き方を見直すことになったからです。
実際に派遣という働き方を選ぶまでの経緯は、
こちらの記事で詳しく書いています。
▶50代の再就職、正社員か派遣か──迷った私が“派遣”を選んだ現実的な理由
