辞める決意をしたはずなのに、心は少しも軽くならなかった。
休みのはずの土日でさえ、胸の奥はずっとざわざわしたまま。
「もう無理だ」と気づいたあの日のことを、忘れないために書き残しています。
辞めると決めたのに、押し寄せてきた現実
金曜日の夜。
あの職場ではもう働けないと思い、私は“辞める決断”をしました。
でも——
会社の規定には「退職は1か月前に申し出ること」と書かれていました。
つまり、辞めると決めたのに、
あと1か月もあの場所に通い続けなければならない。
その事実が、心に重くのしかかってきました。
休みなのに休まらなかった土日
土日なのに、心は少しも休んでくれませんでした。
・眠れない
・寝てもすぐ目が覚める
・胸がずっとざわざわして苦しい
「月曜日が来るのが怖い」
その思いだけが頭に居座って、どれだけ時間が経っても気持ちは晴れませんでした。
救いを求めて開いたスマホ
ChatGPTに相談したら返ってきた言葉
頼れるものが何もなくて、私はスマホを開きました。
思い切って、ChatGPTに打ち込んだ。
「仕事に行きたくない。どうしたらいいですか?」
すると、予想もしなかった返事がきました。
「心療内科を受診してください」
「仕事に行きたくないほどつらい状態は“病気のサイン”です」
“え、これだけで病院に行っていいの…?”
そう思って聞き返すと、
「行っていいし、行くべきです」
と言われました。
その言葉に、そっと背中を押された気がしました。
月曜日の朝、私は動いた
会社に電話をして、病院へ行く決意
月曜の朝。
体は重く、動悸もして、とても仕事に行ける状態ではありませんでした。
勇気を振り絞って会社に電話し、
「体調が悪いので病院へ行きます」
と伝えました。
電話を切ったあと、近くの心療内科を検索しました。
助けてほしいのに、助けに届かない現実
心療内科がすぐに受診できないつらさ
口コミの良いところから電話しましたが、
・初診は 8月25日以降
・もう一軒は お盆明けの18日から
どこも すぐには診てもらえない 状況でした。
8月4日の私には、あまりに遠すぎる日程…。
「助けてほしいのに、たどり着けない」
心がさらに沈んでいきました。
再びChatGPTに相談して見えた“救いの道”
オンライン診療という選択肢
どうしたらいいかわからず、もう一度ChatGPTに相談しました。
そこで初めて知ったのが、
オンライン診療という選択肢。
調べてみると、昼間は予約でいっぱい。
でも夕方の 18時30分 に空きがありました。
予約一覧がぎっしり埋まっているのを見て、
「こんなに同じように苦しんでいる人がいるんだ……」
そう感じました。
心が弱ったとき、“病院に行く”ことすら難しくなる
心が限界に近づくと、
本当に些細なことでも大きなハードルに感じます。
病院を探すこと、電話をすること、予約が取れないこと。
そのひとつひとつに心が揺さぶられ、息が詰まりそうでした。
オンライン診療の存在を知ったとき、
あの重たい霧の中に、ほんの小さな光が差し込んだようでした。
もし今この記事を読んでいるあなたが…
・仕事に行けない
・つらい
・助けてほしいのに誰にも言えない
そんな状態にいるのなら——
どうか一人で抱え込まないでください。
外に出られなくても、
心が動かなくても、
スマホだけで受診できる方法があります。
あなたの心が少しでも軽くなるきっかけが、
この場所で見つかりますように。
