※この記事は
「第2部|再就職後の日常と、50代の働き方」
の第14話です。
「派遣で働き始めて、
辞めたいと思ったことはありませんか?」
実は、よく聞かれます。
答えは――
大きく揺らぐほどの瞬間は、なかった
というのが正直なところです。
でも、不安になった瞬間がなかったわけではありません。
不安になったのは「怒られたとき」
派遣で働き始めてしばらく経った頃。
検品作業で、
小さな見落としをしてしまいました。
そのとき、
上司から注意を受けました。
きつく責められたわけではありません。
でも、その瞬間、頭をよぎったのは――
「私、大丈夫かな…」
という不安でした。
引っかかったのは「未熟な自分」
怒られたこと自体よりも、
一番引っかかったのは、
👉 まだ仕事に慣れていない自分
- 覚えるのが遅い
- 何度も確認してしまう
- 周りのスピードについていけない
50代になってからの再スタートは、
どうしても自分と向き合わされます。
「あぁ、まだまだだな」
そう思って、
少しだけ心が沈みました。
私の中にある「無理だ」と感じるライン
ただ、そのときも、
「辞めたい」という気持ちにはなりませんでした。
なぜなら、
私の中にははっきりした基準があるからです。
👉 上司の叱り方
もし、
- 人格を否定される
- 皆の前で怒鳴られる
- 萎縮させるような言い方をされる
そういう場面があれば、
私は迷わず「無理だ」と判断します。
でも、今回の注意は、
仕事に対するものだけでした。
そこに、
あの頃のような恐怖はありませんでした。
「これは大丈夫」と思えたポイント
その後、
私を救ってくれた言葉があります。
先輩の方が、
さりげなく声をかけてくれました。
「ここはね、みんな通る道よ」
「最初は誰でも間違えるから」
その一言で、
肩の力がすっと抜けました。
👉 継続が大事
その言葉が、
今も心に残っています。
続けると決めた一番の理由
私が「続けよう」と決めた一番の理由は、
これです。
👉 ひとりじゃなかった
- 励ましてくれる人がいた
- 見守ってくれる人がいた
- 責めるより、支える空気があった
正社員だった頃は、
「できて当たり前」の世界でした。
でも今は、
「できるようになる過程」を
ちゃんと見てくれる人がいます。
辞めたくならなかった理由
振り返ってみて思います。
私は、
「仕事がつらい」よりも、
👉 心が削られること
が一番しんどかった。
今の職場では、
- 注意はある
- 失敗もある
- でも、尊重がある
だから私は、
「辞めたい」と思わずにいられています。
次回予告
次回は、
派遣会社について書きます。
担当者が変わったときに感じた、
安心と不安。
「派遣会社って、
どこを見ればいいの?」
そんな疑問に、
私なりの答えを書こうと思います。
▶ 次回
第2部・第15話
「派遣会社を変えたいと思った瞬間はあった?担当者が教えてくれたこと」