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派遣会社での登録と、安心できた契約の日

採用が決まり、次に待っていたのは派遣会社での正式な契約手続き。
不安もあったけれど、この日私は「ここなら大丈夫かもしれない」と、
久しぶりに心から安心することができました。

目次

9月18日、派遣会社の事務所へ

9月18日。
派遣会社の事務所へ登録に行く日だった。

「9時に来てください」と言われていたので、
開店時間ぴったりの9時に事務所へ向かった。

店内にはテーブルが3つあり、
それぞれ板で仕切られていて、落ち着いた雰囲気だった。

私は一番奥のテーブルに案内され、
お茶を出してもらった。

担当者は用事があるようで、
少し遅れて来るとのこと。

その間は、別のスタッフの方が対応してくれた。

契約書と口座手続き

まずは契約書の確認と、
銀行口座などの手続きを進めていった。

一つひとつ丁寧に説明してくれて、
「急がされる感じ」がまったくなかったのが印象的だった。

手続きがひと通り終わった頃、
担当者が事務所に戻ってきた。

担当者の一言で、さらに安心できた

担当者は席に着くと、
まず最初にこう言った。

「遅くなってしまって、すみませんでした」

その一言が、とても丁寧で誠実に感じられた。

些細なことかもしれないけれど、
私はその姿勢に少しホッとした。

派遣会社のガイドブックと丁寧な説明

担当者から、派遣会社のガイドブックを手渡された。

そこには、

福利厚生について

安全衛生とビジネスマナー

派遣社員として知っておきたいこと

社会保険・雇用保険・待遇

同一労働同一賃金

「同一の事業主の下で、同じ内容の仕事をしているにもかかわらず、
雇用形態の違いだけを理由に、賃金や待遇に不合理な差を設けてはならない」

つまり、
派遣社員だからという理由だけで、
仕事内容や責任が同じなのに不利な扱いを受けるべきではない、
という考え方だ。

担当者はこう補足してくれた。

「仕事内容や責任の重さが同じであれば、
待遇についてもきちんと考慮される仕組みになっています」

その説明を聞いて、
「派遣だから仕方ない」と諦めなくていいんだ、
そう思えた。

一つひとつ、
「ここは特に大事です」と言いながら、
丁寧に説明してくれた。

一番気になっていた「3年ルール」も丁寧に説明してもらえた

もうひとつ気になっていたのが、
いわゆる 派遣の3年ルール

これについても、

  • 3年が近づいたらどうなるのか
  • どんな選択肢があるのか
  • 何も知らされずに突然終わることはないこと

派遣会社のガイドブックに掲載されていた
「雇用安定措置(3年ルール)」の説明ページ。
派遣先で3年を超えて働く場合の選択肢として、

  • 派遣先への直接雇用の依頼
  • 新たな派遣先の紹介
  • 派遣元での無期雇用
  • 教育訓練や就業機会の提供
    などが図でわかりやすく示されている。

担当者はこのページを見ながら、
専門用語を使わず、かみ砕いて説明してくれた。

「ちゃんと説明を受けて、選べる仕組みがある」

そう分かっただけで、
心の重さがずいぶん軽くなった。

無事に契約が終わって思ったこと

すべての説明と手続きが終わり、
無事に契約は終了した。

この日は、
働く場所が決まったというより、

「安心して働いていい場所かどうかを確認できた日」

だったように思う。

私は少しだけ前を向いて、
次の一歩を踏み出せそうな気がしていた。

読んでくださったあなたへ

私も、制度や仕組みがわからないことで、
ずっと不安を抱えていました。

でも、きちんと説明を受けて、
理解できるだけで、心はこんなにも軽くなります。

もし今、
派遣や再就職に不安を感じている方がいたら、
どうか「聞いていい」「知っていい」と思ってください。

働くうえで大切な制度は、
本来、私たちを縛るものではなく、守るためにあります。
あなたが少しでも安心して働ける選択ができますように。

▶次の第15話では、採用が決まり、採用証明書を手にもう一度ハローワークへ向かった日のことを綴ります。

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