※この記事は
「第2部|再就職後の日常と、50代の働き方」
の第13話です。
無期雇用派遣のことを調べて、
3年後の選択肢を考える中で、
私はある結論に近づいていきました。
それは――
正社員に戻らないという選択です。
正社員に戻れない、ではなく「戻らない」
誤解されたくないので、先に書きます。
私は、
「正社員に戻れない」から諦めたわけではありません。
👉 戻らないと決めた
それが、今の正直な気持ちです。
正社員として働いていた頃の自分
正社員だった頃の私は、
- 責任を引き受けるのが当たり前
- 周りに迷惑をかけないよう無理をする
- 多少の不調は気合で乗り切る
そうやって働いていました。
評価されることもあったし、
「ちゃんとしている人」と言われることもありました。
でも――
心と体は、少しずつ削れていたと思います。
あの出来事がなかったら、今も耐えていた
正直に言います。
職場いじめがなければ、
私は今も同じ職場で耐え続けていたと思います。
- 「辞めるほどじゃない」
- 「私が我慢すればいい」
そうやって、自分を後回しにして。
転職なんて、
考えもしなかったでしょう。
派遣で働いて気づいた「気楽さ」
派遣で働き始めて、
最初に感じたのは――
👉 言われたことをすればいい、という気楽さ
これは、正社員と比べて
大きな違いでした。
- 判断を一人で背負わなくていい
- 責任の範囲がはっきりしている
- 仕事が終われば、気持ちを切り替えられる
その分、
仕事の中心に入れない寂しさはあります。
でも今の私は、
その「距離感」に救われています。
一番しんどかったのは「一から覚えること」
派遣で働いて、
楽なことばかりではありませんでした。
特につらかったのは、
- 新しい仕事を一から覚えること
- すでに出来上がった人間関係の中に入ること
50代になると、
覚えるスピードも落ちます。
「なんでこんな簡単なことができないんだろう」
そう自分を責めそうになる瞬間も、
正直ありました。
それでも「続けられそう」と思えた理由
そんな中で、
「ここなら続けられるかもしれない」
と思えた理由があります。
- 気楽であること
- 自分の体調を考えられること
- 少しずつ、回復している実感があること
頑張り続ける働き方ではなく、
整えながら働くという感覚。
これは、
正社員時代にはなかったものでした。
「頑張らない」は、投げ出すことじゃない
「もう頑張らない」
この言葉は、
怠けることでも、逃げることでもありません。
私にとっては、
👉 これ以上、自分を壊さないという決意
今まで十分、頑張ってきました。
これからは、
- 自分のために働く
- 自分の人生を守る
- 無理をしない選択をする
そう決めただけです。
次回予告
次回は、
派遣で働いていて
「辞めたいと思った瞬間はあったのか」
について書きます。
続けるか、辞めるか。
その境目にあった本音です。
▶ 次回
第2部・第14話
「辞めたいと思った瞬間はあった?続けると決めた本当の理由」